結論から言うと、ぴよログには吐いたことを記録する専用の項目があります(App Storeの説明では「嘔吐」、記法仕様とアレクサのヘルプでは「はく」)。量を入れる欄は無いので、量・様子・授乳から何分後かは記録をタップしてメモに書き、必要なら写真を付けます。嘔吐のグラフは無いため、受診時はタイムラインや検索結果のPDFで見せます。
「ぴよログ 吐き戻し」「ぴよログ 吐く」と調べる人の多くは、授乳後に赤ちゃんがミルクを戻した、夜中に何度か吐いた、という場面で「どこに記録すればいいの?」「量はどう残すの?」と迷っています。この記事では、ぴよログ公式の記法仕様・データフィード仕様・公式X・App Storeの掲載情報で確認できた範囲で、吐き戻し・嘔吐の記録の付け方と、受診のときの見せ方を整理しました。

まず結論:吐き戻し・嘔吐の記録でできること早見表
| やりたいこと | できる? | 方法・根拠 |
|---|---|---|
| 吐いたことを記録したい | できる | 専用の記録項目(App Storeでは「嘔吐」、記法仕様・アレクサでは「はく」) |
| 吐いた量(ml)を数値で入れたい | 専用欄は無い | 記法仕様・データフィード仕様とも値の項目が無い → メモに書く |
| 様子をメモ・写真で残したい | できる | 記録をタップして編集画面からメモ・写真を追加(公式X 2026年1月) |
| アイコンが見当たらない | 表示を戻せる | 記録項目の「並び替え」で非表示になっていないか確認(公式X 2024年12月) |
| 声で記録したい | できる | 「アレクサ、ぴよログで はく を記録して」(公式ヘルプ) |
| 嘔吐の回数をグラフで見たい | できない | まとめグラフは食事・睡眠・排便・体温(App Store) |
| 病院で経過を見せたい | できる | タイムラインを見せる/検索結果をPDF出力(公式X 2025年3月) |
吐き戻し・嘔吐を記録する手順
ぴよログのApp Storeの説明では、記録できる項目として「せき・発疹・嘔吐・けが・くすり・病院」が並んでいます。公式の記法仕様(ほかのアプリやショートカットから記録するときの書き方)では同じ項目が「はく」、データフィード仕様では「吐く(Vomiting)」と書かれています。画面上の呼び方は表示や版によって違う可能性があるので、記録画面で吐いている様子のアイコン、または「はく/嘔吐」に当たる項目を探してください。
- ぴよログの記録画面を開く
- 記録項目の中から「はく(嘔吐)」の項目をタップして記録する
- タイムラインに付いた記録をタップして編集画面を開く
- メモに量や様子を書き、必要なら写真を追加して保存する
時刻がずれてしまったときは、同じ編集画面で直せます。1分単位で入れたい場合はぴよログを1分単位で入力する方法も参考にしてください。
アイコンが見当たらないとき
使わない項目を非表示にしていると、記録画面に出てきません。公式Xの案内(2024年12月)では、記録項目の並び替えは「メニュー > 設定」から、または記録項目を最後までスクロールして出てくる「並び替え」から開けます。ここで「はく(嘔吐)」が非表示になっていないか確認してください。間違えて付けた記録の消し方はぴよログの削除・消し方にまとめています。
量は数値で入れられない:メモに書くと後で役立つこと
ぴよログの記法仕様では、ミルクや母乳、うんち、身長などには値を入れる書き方がありますが、「はく」には値の項目がありません。データフィード仕様でも「吐く」は共通項目(日時・種類・メモ)だけです。つまり吐いた量は数値の欄ではなく、メモで残すことになります。
公式の決まった書き方はないので、ここからは使い方の一例です。受診したときに聞かれやすいことを、短くメモしておくと見返しやすくなります。
| メモに書くこと | 書き方の例 |
|---|---|
| 授乳・食事から何分後か | 授乳後10分 |
| 量のざっくりした目安 | 少し(口の周りだけ)/タオルが濡れるくらい |
| 吐き方 | だらっと戻した/噴水のように勢いよく |
| 吐いたものの色・様子 | ミルクのまま/黄色っぽい |
| 吐いたあとの様子 | すぐ機嫌が戻った/ぐったり |
「吐き戻し」と「嘔吐」を分ける専用項目はありません。どちらも同じ項目で記録し、メモの書き方で区別しておくと、あとで回数を数えるときに迷いません。吐いたものの色が気になるときは写真を付けておくと、言葉で説明するより伝わりやすいです。写真の付け方や枚数についてはぴよログの写真・日記の使い方で解説しています。
アレクサで声で記録する
ぴよログ公式のアレクサのヘルプでは、声で記録できる項目に「はく」が入っています。抱っこしたまま手が離せないときは「アレクサ、ぴよログで はく を記録して」と話しかければ記録できます。ただし、アレクサに記録の内容を声で確認できるのは食事・睡眠・排泄だけと案内されています。メモや写真は、落ち着いてからスマホで足してください。連携の手順はぴよログとアレクサの連携方法にあります。
受診のときの見せ方:グラフは無いのでタイムラインとPDFで
App Storeの説明では、まとめグラフで見られるのは食事・睡眠・排便・体温です。嘔吐は回数のグラフにならないため、経過を伝えるときは次の方法を使います。
- タイムラインをそのまま見せる:授乳・うんち・体温・はくが時刻順に並ぶので、「授乳のたびに吐いている」「熱と一緒に吐いた」といった流れが伝わります
- 検索結果をPDFで出す:公式Xの案内(2025年3月)では、虫めがねのアイコンかメニューから検索でき、検索結果をPDFに出力して病院に必要な情報だけを共有できます
- パートナーと共有しておく:家族共有をしておけば、夜中にどちらが記録しても同じタイムラインに入ります。手順はぴよログの共有のやり方へ
熱も出ているときは体温も一緒に記録しておくと、受診時に経過を説明しやすくなります。体温の記録方法はぴよログの体温の記録方法を、パソコンへの書き出しはぴよログはパソコン・Macで使える?を見てください。
記録より先に受診・相談を考えたいサイン
ぴよログはあくまで記録のための道具で、受診が必要かどうかは判断してくれません。日本小児科学会の「こどもの救急(ONLINE-QQ)」の「吐き気」のページでは、次のような様子があるときは受診を考えるよう案内されています。
- 元気がなく、ぐったりしている
- 呼吸があらく、苦しそう
- 顔色・皮膚色が悪い
- 無表情でうとうとしている
- 何度も繰り返し吐く
- 血もしくは胆汁(黄色または緑色)を吐いた
- 吐いたものがコーヒーの残りかすのようだ
- うんちに血が混ざった
- 激しくおなかを痛がる/激しく頭を痛がる
- 生後3か月未満である
同じページでは、元気がある・水分が取れている・おしっこが出ている、といった様子は様子を見るときの目安として挙げられています。おしっこの回数もぴよログに付けておくと、確認しやすくなります。判断に迷うときは、こどもの救急(ONLINE-QQ)「吐き気」で症状をチェックするか、子ども医療電話相談(#8000)に電話してください。#8000の受付時間は都道府県によって違います(厚生労働省の案内)。
よくある質問
吐いた量をmlで記録できますか?
専用の数値欄はありません。ぴよログの記法仕様・データフィード仕様とも、「はく」には量の項目が無く、日時とメモだけです。「タオルが濡れるくらい」など、メモに目安を書いておきましょう。
吐き戻しと嘔吐は別の項目で記録できますか?
公式情報で確認できる専用項目は「はく(嘔吐)」の1つだけです。同じ項目で記録し、メモに「授乳後すぐ・少量」などと書き分けるのが現実的です。
吐いた回数のグラフは見られますか?
App Storeの説明にあるまとめグラフの対象は食事・睡眠・排便・体温で、嘔吐は含まれていません。回数はタイムラインや検索で確認します。
せきや発疹、薬も記録できますか?
できます。App Storeの説明では、せき・発疹・嘔吐・けが・くすり・病院が記録できる項目として挙げられています。体調を崩したときはまとめて付けておくと、受診時に経過を伝えやすくなります。
まとめ
- 吐き戻し・嘔吐は専用の項目で記録できる(App Storeでは「嘔吐」、記法仕様・アレクサでは「はく」)
- 量の数値欄は無い。記録をタップしてメモに「授乳から何分後・量の目安・色・その後の様子」を書き、必要なら写真を付ける
- アイコンが無いときは「記録項目の並び替え」で非表示になっていないか確認
- 「アレクサ、ぴよログで はく を記録して」で声でも記録できる
- 嘔吐のグラフは無い。受診時はタイムラインを見せるか、検索結果をPDFで出す
- ぐったりしている・繰り返し吐く・緑色や血が混じる・生後3か月未満などは記録より受診や#8000への相談を優先する
※本記事は、ぴよログ公式の記法仕様・データフィード仕様・アレクサのヘルプ、ぴよログ公式X(2026年1月「記録の編集でメモや写真を追加」、2024年12月「記録項目の並び替え」、2025年3月「検索とPDF出力」)、App Storeの掲載情報(バージョン9.5.1)、日本小児科学会「こどもの救急(ONLINE-QQ)」、厚生労働省の子ども医療電話相談事業(#8000)の案内をもとに、2026年10月19日に確認した内容で作成しています。アプリ内での項目の表示名は確認できなかったため断定していません。メモの書き方は一例です。赤ちゃんの体調について心配なことがあれば、かかりつけ医に相談してください。