結論から言うと、tetoru(テトル)は2026年4月1日から株式会社ベネッセコーポレーションが運営しています。それまで運営していたClassi株式会社がベネッセに合併したもので、サービスの内容やサポート窓口は変わっていません。安全面では、情報セキュリティの国際規格ISO/IEC 27001とクラウドセキュリティのISO/IEC 27017を取得し、通信はすべてTLSで暗号化されていると公式に説明されています。
「tetoru 運営会社」「テトル ベネッセ」「tetoru 安全性」「テトル 評判」と調べる人は、学校から登録用紙を渡されて、子どもの名前や欠席の理由を預けて大丈夫なのか、だれが運営しているのかを確かめたいと考えています。わが家でも tetoru を使っています。この記事では、tetoru公式のヘルプセンター(support.tetoru.jp)と公式サイトのセキュリティのページ、App Store・Google Playの掲載情報で確認できたことをまとめました。

まず結論:tetoru(テトル)の運営会社と安全性の早見表
| 知りたいこと | 答え |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社ベネッセコーポレーション(2026年4月1日から。それまではClassi株式会社) |
| 合併で変わったこと | サービスの内容・サポート窓口は変わらない |
| 使っている学校 | 全国6,000校以上(公式サイト)。公立の小中学校・幼稚園・保育園などは無料 |
| 保護者の料金 | 保護者アプリは無料 |
| セキュリティ | ISO/IEC 27001・27017を取得。通信はTLSで暗号化。WAF・侵入検知・毎日の自動脆弱性診断 |
| 情報漏えい | 2026年11月3日更新の公式発表で「漏えい等の事象の発生は確認していない」 |
| 第三者へのデータ共有 | Google Playのデータセーフティでは「第三者と共有されるデータはありません」 |
| 評判(数字) | App Storeで4.6(約3万8,000件の評価)。Google Playは50万回以上ダウンロード |
tetoruの運営会社はベネッセ
tetoruを運営していたClassi株式会社は、2026年4月1日に株式会社ベネッセコーポレーションと合併しました。公式ヘルプの保護者向けのお知らせによると、2026年3月31日まではClassi株式会社としてサービスを提供し、4月1日からはベネッセが同じサービス内容で引き継いでいます。合併にともなうサービス内容やサポート窓口の変更はありません。
保護者向けのお知らせには、保護者がしなければならない手続きは書かれていません。合併のあと、2026年8月12日には運営会社の変更にともなうシステムメンテナンスがあり、iOSアプリで11時ごろから13時ごろまで通知が届かない可能性があると案内されました(同日13時ごろに完了)。そのあとも通知が届かない場合は、アプリと端末の再起動、アプリの再インストールを試すよう案内されています。App Storeの販売者の表示は「Benesse Corporation」です。
どれくらいの学校で使われている?
公式サイトによると、tetoruは全国6,000校以上で導入されています。公立のこども園・幼稚園・保育園・小中学校・義務教育学校・特別支援学校は無料で使える学校向けのサービスで、保護者アプリも無料です。App Storeでは評価4.6(約3万8,000件)、Google Playでは50万回以上ダウンロードされています。
セキュリティ対策(公式サイトの説明)
公式サイトのセキュリティのページでは、次の対策が説明されています。
- 国際規格の認証:情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)の国際規格「ISO/IEC 27001」と、クラウドセキュリティの国際規格「ISO/IEC 27017」を取得し、毎年維持している
- 通信の暗号化:利用者の端末とサービスの間の通信は、すべてTLS方式で暗号化
- 脆弱性診断:外部の企業による定期的な脆弱性診断と、ツールによる自動の脆弱性診断を毎日実施
- 不正な侵入・攻撃への備え:侵入検知システムを入れ、Webサーバーの前にWAFを置いて攻撃と判断した通信を止める
- 社内の管理:個人情報などへのアクセスを必要最小限にし、データの持ち出しをシステムで制限。従業員のパソコンにEDRを入れ、研修や標的型メールの訓練をしている
このページには、プライバシーマークの取得やサーバーの所在地は書かれていません。より詳しい内容は、公式ヘルプから学校向けの「tetoruセキュリティホワイトペーパー」が配布されています。
不正アクセスや情報漏えいについての公式発表
公式ヘルプには、2026年10月21日に出され、11月3日に更新された「昨今の不正アクセス等の情勢を受けたtetoruのセキュリティ対応について」というお知らせがあります。そこでは、現時点で不正アクセスなどによる預かっている情報の漏えいや、サービスの継続に影響するような事象の発生は確認していない、と説明されています。今後の情報は、公式ヘルプのお知らせで確認できます。
なりすましメールに注意
公式ヘルプでは、Classiやtetoruを装ったなりすましメールへの注意が、何度か呼びかけられています。公式が挙げている見分け方は次のとおりです。
- 差出人のアドレスが公式のドメイン(@classi.jp・@tetoru.net・@tetoru.zendesk.com)と違う
- 個人情報を急いで入力させようとする
- 日本語が不自然
tetoruの登録やパスワードの再設定のメールは、自分で操作したときに届くものです。心当たりの無いメールのURLは開かず、アプリから直接ログインして確かめます。登録のメールを受け取れるようにする設定(「tetoru.net」の受信許可)は、tetoruの使い方の記事で説明しています。
アプリが集めるデータ
App Storeのプライバシーの表示
App Storeの「Appのプライバシー」では、ユーザーの識別情報に関連付けられる場合があるデータとして、次のものが挙げられています(Appleによる検証はされていないという注記付きです)。
- アプリの機能のために使うデータ:健康とフィットネス(健康)、連絡先情報(メールアドレス)、ユーザーコンテンツ、ID(ユーザーID・デバイスID)、使用状況データ、診断
- 分析のために使うデータ:ユーザーコンテンツ、ID(ユーザーID)、使用状況データ、診断
Google Playのデータセーフティ
- 第三者と共有されるデータはありません
- 収集するデータ:個人情報、健康、フィットネスなど
- データは送信中に暗号化されます
- データを削除するようリクエストできます
欠席連絡の理由には体調のことを書くので、健康に関わる情報も預けることになります。備考欄に書く内容は、先生に伝える必要があることにとどめておくと安心です。
アカウントを削除するとデータはどうなる?
tetoruをやめるときは、アプリの[設定]→[アカウント情報]→[アカウント削除]から削除できます。公式ヘルプによると、削除されるのはアカウント情報(メールアドレス・パスワード)、連絡のブックマーク、連絡の既読情報などです。一方で、送った欠席連絡は学校側に残り、学校が児童生徒名簿を削除するか、学校のtetoruの契約が終わって削除されるまで保持されます。卒業・転校のときの流れは卒業・転校したときの記事にまとめました。
tetoruの評判と、わが家で使ってみた感想
数字で見ると、App Storeの評価は4.6(約3万8,000件)です。わが家で使っていて良いと感じているのは、次の3つです。
- 欠席連絡が簡単になった:アプリから区分と理由を選んで送るだけで済む(やり方は欠席連絡の記事)
- 連絡を探しやすい:キーワード検索や、子ども・添付ファイルでの絞り込みで、前のプリントがすぐ見つかる(連絡の見方の記事)
- 保護者を招待できる:もう1人の保護者を招待して、学校からの連絡を一緒に受け取れる
一方で、学校からの一般の連絡に返信する機能は公式に案内がなく、保護者から送れるのは欠席連絡です。部活動の欠席や翻訳などは、学校が有料の「Premiumプラン」を使っている場合だけの機能です。使える機能は学校の設定で変わるので、学校からの案内とあわせて確認してください。
まとめ
- 運営は2026年4月1日から株式会社ベネッセコーポレーション。Classi株式会社の合併で、サービス内容と窓口は変わらない
- ISO/IEC 27001・27017を取得し、通信はTLSで暗号化。毎日の自動脆弱性診断やWAFもある
- 2026年11月3日更新の公式発表では、情報漏えいなどの発生は確認されていない
- 公式のメールのドメインは @classi.jp・@tetoru.net・@tetoru.zendesk.com。違うアドレスのメールは開かない
- Google Playの表示では、第三者と共有されるデータは無い
※本記事は、tetoru公式ヘルプセンター(support.tetoru.jp)、公式サイト(tetoru.jp)のセキュリティのページ、App Store(「tetoru(テトル)」バージョン4.18.0)・Google Playの掲載情報をもとに、2026年11月4日に確認した内容で作成しています。最新の情報は公式サイトとヘルプセンターのお知らせでご確認ください。