「またスマホ見てる!」「いい加減にして!」——子どものスクリーンタイムをめぐって毎日叱っているパパ・ママに届けたい記事です。
うちでも小学2年の子どもがYouTubeやゲームに費やす時間が増えてきて、どうしたものかと悩んでいました。叱るのは消耗するし、子どもとの関係も悪くなる。そこで頼ったのがGoogleファミリーリンクとルーターの制限機能の組み合わせです。
Googleファミリーリンクでできること
Googleファミリーリンクは、子どものAndroidスマートフォンやChromebookを親のスマホから管理できる無料サービスです。設定できる機能は多岐にわたります。
スクリーンタイム設定の基本
1. 利用時間の上限設定
「今日は1時間まで」と上限を設定すると、上限に達した時点で画面がロックされます。「もう1時間!」という交渉も、システムが断ってくれるので親が悪者になりません。
2. 就寝時間ロック
夜9時以降は使えない設定にすることで、寝る前のダラダラ視聴を防止。子どもが「スマホがなぜか使えない」状態になるので、親が口を出す必要がなくなります。
3. アプリごとの利用時間制限
YouTubeは30分、ゲームアプリは1時間というように、アプリ別に時間を設定できます。勉強アプリは無制限にしておくなど、メリハリをつけた管理が可能です。
ルーターのペアレンタルコントロールを活用する
Googleファミリーリンクだけでは、Androidデバイス以外(ゲーム機、スマートTV、タブレット等)は管理できません。そこで活用したいのがルーターのペアレンタルコントロール機能です。
おすすめルーターとその制限機能
ASUS RT-AX86U(ゲーミングルーター)
「ASUS Family Zone」という機能で、デバイスごとにアクセスできる時間帯とサイトを設定できます。夜10時以降はインターネット接続を遮断、YouTubeは1日2時間まで、といった制御が可能です。
TP-Link Deco(メッシュWi-Fi)
「HomeShield」アプリで子どものデバイスを管理。フィルタリング、利用時間制限、就寝モードの設定ができます。複数台のゲーム機やタブレットをまとめて管理できる点が家族向けで便利です。
設定手順の流れ
ルーターのペアレンタルコントロール設定は難しくありません。基本的な流れは以下の通りです。
- ルーターの管理画面(通常192.168.1.1)にログイン
- 子どものデバイスのMACアドレスを「子どもグループ」に追加
- 時間制限・サイトフィルターを設定
- 就寝時間(ネット遮断時間)を設定
MACアドレスの確認は、デバイスの設定画面→Wi-Fi情報から確認できます。Androidならファミリーリンクから、iPhoneなら「設定→一般→情報」で確認可能です。
ファミリーリンク×ルーターの「合わせ技」が最強な理由
この2つを組み合わせることで死角がなくなります。Androidスマホはファミリーリンクで、ゲーム機やテレビはルーターで制限——どのデバイスから使っても同じルールが適用されます。
「スマホは制限されたけどNintendo Switchで続きを見る」という抜け道も、ルーター制限でふさぐことができます。
叱らずに済む「仕組みで管理」の考え方
重要なのはルールを仕組みに落とし込むという考え方です。「やめなさい」と毎回言わなくても、システムが自動的にやめさせてくれる。
もちろん、制限をかけることを子どもに事前に説明し、「なぜ制限するか」を話し合うことが大切です。一方的にシステムで管理するのではなく、子どもが「自分でルールを守る」意識を育てるための補助として使うのがベストです。
まとめ
子どものスクリーンタイム管理は、叱るよりも仕組みで解決するのが親子ともに楽です。Googleファミリーリンクで子どものスマホを管理し、ルーターのペアレンタルコントロールでゲーム機やテレビも含めた全デバイスに制限をかける——この合わせ技で「毎日の小さな戦争」がなくなります。
最初の設定は少し手間がかかりますが、一度設定してしまえばあとは自動で動いてくれます。子どもとのルール作りを楽しみながら、デジタルとうまく付き合う家族の時間を作っていきましょう。