結論から言うと、ぴよログとアレクサの連携は「スキルを有効にする」だけでは終わりません。ぴよログ側で発行するAlexa認証用コードをAlexaアプリに入力して、はじめて記録が通ります。「連携できない」の大半はこの1ステップの抜けです。この記事では公式ヘルプに沿った手順と、声で記録できる項目の全リスト、つながらない時のチェック順をまとめます。

まず結論:アレクサでできること・できないこと
- ✅ 声だけで記録をつけられる(ミルク・母乳・おしっこ・うんち・寝た・起きた など22項目)
- ✅ 最近の記録を読み上げてもらえる(ただし食事・睡眠・排泄の3つだけ)
- ✅ 定型アクションで「アレクサ、うんちしたよ」のような短いフレーズに置き換えられる
- ✅ スキルは無料で有効化できる
- ❌ 音声で授乳タイマーを操作することはできない(公式FAQに「いいえ」と明記)
- ⚠️ 双子・2人目は「同時」ではなく「切り替え」。どちらに記録するかをぴよログ側で選ぶ方式
夜間授乳でいちばん効くのは1つめです。暗い寝室でスマホを点けると、その明かりで赤ちゃんが起きてしまう。声だけで済むなら、画面を見ずに記録が終わります。抱っこしたまま、両手がふさがったままでも記録できるのが本質的な価値です。
連携の手順:カギは「Alexa認証用コード」
公式ヘルプ(ぴよログ「Alexaの利用方法」)に書かれている手順はこうです。スキルを有効にしただけでは動きません。
- Alexaアプリで「ぴよログ」のスキルを検索して開く
- スキルの「設定」からアカウントのリンクに進む
- ここでぴよログアプリに移動する。メニュー画面左上の設定(歯車のアイコン)を選ぶ
- 「Alexaの設定」を選ぶ
- 「Alexa認証用コード発行」をタップしてコードを取得する
- Alexaアプリに戻り、認証用コードを入力して完了
ポイントはコードの発行元がぴよログ側だということ。Alexaアプリの中を探し回っても出てきません。「アカウントをリンクできない」で止まる人の多くは、ここでぴよログ側に戻れていないだけです。
なお、複数の赤ちゃんを登録している場合は、この「Alexaの設定」画面でどちらの赤ちゃんに記録をつけるかを選びます。
記録コマンド一覧:声で入れられる22項目
基本の言い方は次の形です。
「アレクサ、ぴよログで ミルク を記録して」
公式ヘルプによれば、「記録して」を省いた短い言い方でも通ります。
「アレクサ、ぴよログで うんち」
記録できる項目は公式に一覧が出ています。ジャンル別に整理するとこうなります。
| ジャンル | 声で言える項目 |
|---|---|
| 睡眠 | 寝た/起きた |
| 排泄 | おしっこ/うんち/両方(うんちとおしっこを同時に記録) |
| 食事(授乳) | ミルク/母乳/搾乳/搾母乳 |
| 食事(離乳食以降) | 離乳食/おやつ/のみもの/ごはん |
| 体調・ケア | 体温/お風呂/さんぽ/病院/予防接種 |
| 症状 | せき/けが/はく/発疹 |
地味に便利なのが「両方」です。おむつ替えのたびに2回言わずに済みます。
ひとつ注意点として、公式の項目一覧に「量」の指定は含まれていません。「ミルク150ml」のように数値まで声で入れる方法は公式には案内されていないので、量を残したいときは声で記録だけ通しておいて、あとからアプリで数値を足すのが現実的です。深夜は記録の有無だけ押さえて、朝まとめて補正する運用がラクでした。
記録の確認は「食事・睡眠・排泄」の3つだけ
読み上げてもらうときの言い方はこうです。
「アレクサ、ぴよログで 最近の 食事 の記録を教えて」
確認できるのは食事・睡眠・排泄の3ジャンルのみ。体温や身長といった項目は、記録はできても読み上げの対象外です。
「前の授乳っていつだっけ?」を手を止めずに確認できるのが効くところ。パパとママで交代する時間帯ほど価値が出ます。腕元で同じことをしたい場合はぴよログをApple Watchで使う方法2026のコンプリケーションのほうが速いです。
定型アクションで「アレクサ、うんちしたよ」に短縮する
毎回「ぴよログで◯◯を記録して」と言うのは、正直まどろっこしい。これは公式も推しているのですが、アレクサの「定型アクション」で短いフレーズに置き換えられます。
公式が挙げている設定例がそのまま分かりやすいです。
| 設定する場所 | 入れる内容 |
|---|---|
| 実行条件(開始フレーズ) | 「アレクサ、うんちしたよ」 |
| アクション | 「カスタム」を選び 「ぴよログで うんちを記録して」 と入力 |
これで「アレクサ、うんちしたよ」と言うだけで、「12:30にうんちを記録しました」と返ってきて記録が入ります。よく使う項目(ミルク・寝た・起きた・おしっこ・うんち)の5つぶんだけ作っておけば、日常の記録はほぼ声で完結します。
定型アクションの作り方そのものに慣れていない場合は、ホワイトノイズ×Alexa定型アクションの完全ガイドで画面つきの手順を解説しています。寝かしつけの音とセットで組むと、就寝ルーティンがひとつのフレーズにまとまります。
双子・2人目はどうなる?(同時ではなく切り替え)
サジェストに「ぴよログ アレクサ 双子」「アレクサ 2人目」がよく出てきます。結論は切り替え方式です。
公式ヘルプには「複数の赤ちゃんを登録している場合は、ぴよログの『Alexaの設定』でどちらの赤ちゃんに記録をつけるかを選択します」と書かれています。つまり声で「お兄ちゃんのほうにミルク」と指定して振り分けることはできません。記録先を切り替えたいときは、そのつどぴよログ側の設定を変える必要があります。
双子で両方を並行して回すなら、声だけに頼らずウィジェットと併用するのが現実的です。公式FAQでは「ウィジェットを複数配置し、ウィジェットの編集で赤ちゃんを選ぶことで複数の赤ちゃんを管理できる」と案内されています。ホーム画面に子ども別のウィジェットを2つ置き、アレクサは「今ミルクをあげているほうの子」に固定しておく、という分担がいちばん事故が少ないはずです。
連携できない・反応しないときのチェック順
「ぴよログ アレクサ 連携 できない」は実際によく検索されています。上から順に潰してください。
- 認証用コードを入力していない。 いちばん多いパターンです。スキルを有効にしただけでは記録は通りません。ぴよログの設定 > Alexaの設定 > Alexa認証用コード発行からやり直します。
- ぴよログのアカウントがない/赤ちゃんを登録していない。 スキルの説明にも「スキルを利用するにはぴよログのアカウントが必要です」と明記されています。先にアプリ側を使える状態にします。
- 呼び出し名を言っていない。 スキルの呼び出し名は「ぴよログ」です。「アレクサ、ミルク」だけでは動きません(定型アクションを作った場合を除く)。
- 項目名が一覧にない言葉。 「授乳」「おむつ」のような総称では通らないことがあります。上の表の語をそのまま使ってください。
- スキルがオフになっている。 Alexaアプリの「スキル・ゲーム」>「有効なスキル」で、ぴよログが入っているか確認します。いったん無効化して有効化し直すと、アカウントリンクもやり直せます。
- アプリのバージョンが古い。 公式FAQはバージョンを最新にして試すよう案内しています。ぴよログ・スマホOSの両方を更新します。
- そもそも設定していない。 公式FAQの回答が端的です。「音声アシスタントはそれぞれ利用するための設定をする必要があります。詳しくはメニュー > 設定 > AIアシスタント欄にあるそれぞれの設定方法をご確認ください」。
それでも通らない場合は、Amazon側のヘルプに「Alexaスキルが正常に機能しない」「アカウントをAlexaスキルにリンクできない」という専用のトピックがあるので、そちらも当たってみてください。
SiriとAlexa、どっちを使うべき?
ぴよログはSiriとAlexaの両方に対応しています。公式サイトにも「『Siri』『Alexa』に対応しています」と明記されています。性格がけっこう違うので、使い分けの目安を整理します。
| Alexa(スマートスピーカー) | Siri(iPhone / Apple Watch) | |
|---|---|---|
| 事前準備 | スキル有効化+認証用コード | Siriショートカットの登録 |
| フレーズ | 決まった言い方(定型アクションで短縮可) | 自分で自由に決められる(例:ミルクを飲んだよ) |
| 手ぶらで使えるか | ◎ 部屋に話しかけるだけ | △ 端末が手元/腕元にある前提 |
| 記録の読み上げ確認 | ◎ 食事・睡眠・排泄 | 公式に案内なし |
| 対応OS | iPhone・Androidどちらでも | iOSのみ |
| 授乳タイマーの操作 | ✕ | ✕ |
ざっくり言えば、寝室にスピーカーがあるならAlexa、外出先や移動中が多いならSiri。両方設定しておいても競合しないので、Androidの人はAlexa一択、iPhoneの人は両方入れておくのがおすすめです。アプリそのものの選び直しを検討しているなら育児記録アプリ比較2026【ぴよログ・パパっと育児・授乳ノートを使い比べ】もどうぞ。
声で記録するなら、どのEchoを寝室に置くか
Alexa連携はスマートスピーカーが1台あって初めて価値が出ます。スマホのAlexaアプリでもスキルは動きますが、それだと結局スマホを触ることになり、夜間授乳の「画面を見ない」というメリットが消えてしまいます。
寝室に置くなら、音声記録が目的である以上画面なしの小型モデルで十分です。画面つきは夜に光るので、暗い寝室ではむしろ扱いにくい場面があります。ベビーモニター代わりに映像も見たい、という場合だけディスプレイ付きを検討してください。
スマートスピーカーを育児全体でどう使うかはスマートスピーカー・スマートホーム育児にまとめています。
よくある質問
Alexa連携にプレミアムプランは必要ですか?
スキルはAmazonのスキルページで「無料で有効にする」と表示されており、公式のAlexaヘルプにも有料プラン必須という記載はありません。ぴよログ本体もApp Storeで無料です。なお有料の「ぴよログプレミアム」は月額400円・年額3,800円で、広告非表示やアイコンテーマ・テーマカラーの追加などが対象です(App Storeの表示、2026年9月13日時点)。
「アレクサ、ぴよログで授乳タイマーをスタート」はできますか?
できません。公式FAQの「授乳タイマーを操作できますか?」に対する回答が「いいえ、現在音声アシスタントを利用して授乳タイマーを操作することはできません」です。タイマーは画面から操作する機能と割り切ってください。
記録した内容はパートナーにも共有されますか?
はい。アレクサ経由でもぴよログに記録が入るので、共有設定をしていればパートナー側にも反映されます。ただし公式FAQによれば記録時に相手へ通知する機能はありません。共有の設定手順はぴよログの共有のやり方2026にまとめています。
間違って記録されたときは消せますか?
声での取り消しは公式に案内がないため、アプリ側で該当の記録を編集・削除するのが確実です。夜間は聞き間違いも起きるので、朝にタイムラインをざっと見返す習慣をつけておくと安心です。
日本語以外でも使えますか?
Amazonのスキルページの表示によると、サポート言語は日本語(JP)のほか英語(AU・CA・GB・US)です。
設定まわりで他にも困りごとがあります
記録項目の並び替え、カスタム項目、ウィジェット、手入力への切り替えなどはぴよログの設定・困りごと解決集2026にまとめてあります。
まとめ
- 連携のカギはぴよログ側で発行する「Alexa認証用コード」。スキル有効化だけでは動かない
- 手順は設定(歯車)> Alexaの設定 > Alexa認証用コード発行 → Alexaアプリに入力
- 声で記録できるのは22項目。「両方」でうんち+おしっこをまとめて記録できる
- 読み上げ確認は食事・睡眠・排泄の3つだけ
- 定型アクションで「アレクサ、うんちしたよ」まで短縮できる
- 双子・2人目は切り替え方式。声で振り分けはできない
- 音声で授乳タイマーは操作できない(公式FAQ明記)
※本記事の手順・仕様は、ぴよログ公式ヘルプ「Alexaの利用方法」、ぴよログ公式の機能紹介ブログ(piyolog-official.blogspot.com)のFAQ、Amazon.co.jpのAlexaスキルページ、およびApp Storeの掲載情報をもとに2026年9月13日時点で確認したものです。アップデートで変更される場合があるため、最新の仕様はアプリ内の案内をご確認ください。