「ねえ、なんで空は青いの?」「なんで雨は降るの?」「なんで死んだら星になるの?」
子どもの「なぜ?」は止まりません。最初は可愛くて全力で答えていた私も、夕飯の支度中・洗濯物を畳んでいる最中・眠くて頭が働かないときに矢継ぎ早に来る質問攻めには、正直お手上げになっていました。
そんなわが家を救ってくれたのが、リビングに置いたスマートスピーカー(我が家はAmazon Echo)です。今日はそのリアルな体験談をお話しします。
「なぜ?」攻撃にスマートスピーカーが有効な理由
親の代わりに正確な答えを返してくれる
私が「えーっとね、たぶん空気の成分が……」とどもっている間に、アレクサはスラスラと答えを返してくれます。しかも間違えない。
「アレクサ、なんで空は青いの?」と息子が聞くと、「太陽の光は虹の色を全部含んでいますが、青い光は空気の粒によって散らばりやすく……」ときちんと説明してくれます。私が「なんかそういうやつだよ」と濁すより、はるかに教育的です。
子どもが「自分で調べる」習慣につながる
最初は私に「なんで?」と聞いていた息子が、最近では自分でアレクサに質問するようになりました。親に聞くより早く答えが来ると学習したんでしょう(苦笑)。
でもこれ、すごく良いことだと思っていて。「わからないことは調べる」という習慣の入口になっているんです。スマートスピーカーはその最初のハードルをものすごく低くしてくれます。
親の精神的余裕が全然違う
「ちょっと待って」「後でね」を繰り返す罪悪感がなくなりました。「アレクサに聞いてみて!」と言えば済む。子どもも納得、私も楽。この心理的余裕は、育児においてかなり大きいです。
実際にわが家で起きた「助かった!」エピソード
夕飯の支度中に「恐竜はなんで絶滅したの?」
包丁を持ちながらこの質問に答えるのは無理です。でもアレクサがいれば「アレクサに聞いてみて!」で解決。息子はキッチンの隣でアレクサと恐竜談議を始めました。私は安全に料理ができ、息子は知的好奇心を満たした。WIN-WINです。
「お母さん、算数の問題出して!」への対応
これも地味に助かっています。「アレクサ、算数の問題出して」と言うと、年齢に合わせた計算問題を出してくれるんですよ。採点もしてくれます。私が付き合う必要がない。本当にありがたい。
就寝前の「なんで眠くなるの?」問題
夜、布団の中で「なんで眠くなるの?」と聞かれたとき。以前なら私が眠い目をこすりながら答えていましたが、今は「アレクサに聞いてから寝ようね」で完結。しかも「メラトニンが……」という説明を聞いたあと、息子は「じゃあ寝る」と素直に寝てくれます。知的好奇心が満たされるとスムーズに眠れるみたいです。
スマートスピーカー活用で気をつけていること
答えに「それ本当?」を習慣にする
スマートスピーカーが常に正しいわけではありません。特に時事問題や細かいデータは古い場合もあります。わが家では「アレクサが言ってたけど、本当かな?」と一緒に考える時間を意識的に作るようにしています。
「調べる力」と「批判的思考」のどちらも育てる、というスタンスです。
なんでもアレクサに聞かせない
「どうしたら友達と仲良くなれる?」「なんでお父さんは怒るの?」みたいな感情・人間関係の問いは、アレクサに丸投げしません。そこは親として向き合うべき場所だと思っているので。
テクノロジーに任せていい「知識の問い」と、人間がきちんと向き合うべき「心の問い」を、ゆるくでも区別するようにしています。
使いすぎないように時間帯を決める
うちでは夜8時以降はアレクサをサイレントモードにしています。あまりにも便利すぎて、子どもが「アレクサ、アレクサ」と言い続けるのを防ぐためです。適度な制限があることで、スマートスピーカーへの依存を防いでいます。
まとめ
子どもの「なぜ?」は、知的好奇心の塊です。それを「うるさい」「後で」で潰してしまうのは、親としてもったいないし、子どもにとっても残念なこと。
でも、育児しながら全ての「なぜ?」に全力で向き合うのは現実的に無理です。そこにスマートスピーカーが入ることで、子どもの好奇心は満たされ、親の余裕も保たれる。
「アレクサに聞いてみて!」という一言が、わが家の育児を随分と楽にしてくれました。もしまだスマートスピーカーを育児に活用していないなら、ぜひ試してみてください。最初は大人のためのガジェットだと思っていましたが、実は子育て世帯にこそ一番向いているかもしれません。
子どもの「なぜ?」を一緒に楽しめる毎日に、少しでもなりますように。